日本の海岸線の総延長は約35,000㎞あり、諸外国と比較して国土面積あたりの海岸線延長が長い特徴があります。

　そのうち海に囲まれた北海道の海岸延長は約4,400㎞となっており、海岸線に農地が隣接している地域が多く、津波、高潮、波浪等による海岸の侵食・浸水被害の影響を受けやすい状況にあります。

　そのような海岸の侵食・浸水被害から農地を保全するため、堤防や離岸堤等を代表とした海岸保全施設の整備が進められています。
　私たちは、農地海岸事業を通じて、海岸の調査、解析や海岸保全施設の測量・設計を行うことで北海道の農地海岸を保全するための技術支援をしています。

• 農地海岸の深浅測量や海象調査（流況調査、底質調査）
• 農地海岸の解析業務（侵食量解析、漂砂解析、波浪解析）
• 農地海岸の基本計画（整備計画・整備方針の立案）
• 農地海岸の実施設計（護岸工、消波堤、離岸堤等）
• 農地海岸の費用対効果分析